スズメ止め工事(屋根に入ってくる動物)

「自分の庭からは見えないんだけど、
ご近所さんに瓦が浮いてるよって言われて
ちょっと心配なので見てください」と
問い合わせがあります。
ほとんどの場合、軒瓦や袖瓦の下から
鳥が出入りし、巣を作っていることが
多いんです。

↓下の写真を見て頂くとどんな状態かわかると思います。


↑袖瓦の下に巣がありました
袖瓦→(下から屋根を見た場合両脇に使われている瓦を言います)

↑軒瓦から2枚目の平瓦の下に巣がいっぱいに
〇軒瓦とは地面から屋根を見ると一番下に使われている瓦で
雨といのすぐ上の瓦になります。

〇平瓦とは雨といから数えて2枚目からの瓦を言い、
屋根で使われている大部分が平瓦になります。
ちなみに1枚目は軒瓦になります。

↑別な角度から屋根の様子

対策としては すきまをふさいで、鳥が入れないようにしなければいけません。

この鳥が入れないようにする工事が下の写真↓です
瓦の下に取り付けてあるグレーの三角のかたちをしたものが、鳥の出入りを防ぐ
軒メンドまたは、スズメ止めとも言います。形はもちろんすき間のカタチそのままになっております。
この工事は瓦をはずして取り付ける工事になります。

PS
屋根に入ってくる動物で手ごわいのは
ハクビシンという、ネコでもなく、タヌキでもなく
あまり見かけない動物です。
経験上、多いのが入母屋造りのお家や屋根が重なっていたり
増築等で複雑になっている
お家の屋根と屋根のすき間を
さがして屋根裏に入っていきます。
そして、住みかにするとフンやおしっこをするので
非常に困った動物です。
生態については詳しくわかりませんが
同じところにフンをするというのが
特徴の一つでしょうか。

私も現場でたまに耳に入るぐらいなので
名前を忘れてしまい
「えーと ネコじゃなくてぇ・・・・
あー出てこない なんて言ったっけ・・
えーと あーー ねこじゃなくて
えーと 
だめだ出てこない。」
こんな感じで ずーっと「ハクビシン」
カタカナ五文字が
頭に記憶されず覚えられないんです
おそらく 自分の中でネコのイメージで決まっていて 
〇〇ねことか〇〇キャットとなら
覚えるんでしょうけど・・・。
自分の確立されたネコのイメージと名前がつながっていかないので
ほんとにパッと出てこないんです
困りました。
でもこの機会に記憶するかもしれません