前回の続き
現場に入ってから約2週間、親友の瓦屋根が完成しました。
親友の瓦屋根を葺いて感じたことは
私が屋根で瓦を葺いている行為は
どこの現場でも同じです
決められた仕様通りに
当たり前にベストを尽くすのも
どの現場でも同じです。
そしたら なにが違うのかというと
屋根から見える庭先の景色が
小さい頃親友とケンカしたり
暗くなるまで遊んだり
いたずらしたり
あの頃の思い出が浮かんでくる
景色なんです。
小学生の自分が
まさか30年後の今
親友の瓦屋根を葺いてるとは
思いもしなかったし
親友との絆がなければ
なかった事であり
自分の職業を通じて
仕事ができ
感謝とうれしさを感じながら
思い出が浮かんでくる
庭先の景色を横目に
心の中で照れながら
親友の瓦屋根を葺きました